タチウオって塩焼きで食べると美味しいイメージですよね!
でも、刺身にして食べても超絶おいしいことをあなたはご存知でしたか?
焼いた時とは違って、ほどよく弾力のある食感とほのかな甘みが口の中でとろけてこれまた絶品!
そういう意味では、釣ってきた魚を新鮮なうちに食べれるという釣り人ならではの特権を噛み締めれる魚だと思います✨
というわけで今回は、タチウオの三枚おろしにして刺身にする方法をご紹介します☺️
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タチウオを刺身にするのに用意するもの
タチウオを刺身にする際、わたしが用意したものはこちら👇
〜材料〜
- タチウオ 1尾〜
- 大葉 お好みで
- レモン お好みで
〜道具〜
- 包丁
- まな板
- キッチンペーパー
サイズ感のあるタチウオほど身が厚く食べ応えがあるので刺身にするとおいしいです。
ただ、指4本サイズのタチウオはなかなか釣れないし、釣果が細いタチウオの場合が大半だと思います。(わたしがそうw)
そういったサイズ感のないタチウオを刺身にしたいときは、1尾まるまる刺身にするのではなく身の厚いお腹周辺だけの身だけを刺身にするのがおすすめ✨
食べれる量は少ないですが、身の食べ応えがあります🙆
刺身にしなかった薄い身の部分は塩焼きや別の料理にして食べれば、ムダなく美味しく食べれますよ😋
道具に関しては、魚を刺身におろすなら切れ味のいい包丁を使いましょう!
わたしは100均の包丁を使ってるのですが、切れ味が悪いのでまぁ無駄に時間がかかるわ断面が汚くなるわでいいことがありません。
少しだけいい包丁を買おう買おうと思いつつ後回しにして、「あ、またこの包丁でさばかなあかんやん」と毎度後悔しています。笑
釣りにハマってこれから魚をさばく機会が増えそうな方は、ぜひ早いうちにいい包丁を用意しておいてくださいね。
タチウオの三枚おろしのやり方
タチウオの三枚おろしのやり方は、お腹の内臓を取るなどの下処理を済ました段階からの手順で紹介させていただきます。
タチウオの下処理方法については、『白ごはんがすすむ!おいしいタチウオの塩焼きの作り方【レシピ】』の記事内で詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください😊
▼タチウオの下処理のやり方の紹介記事はこちら
というわけで、タチウオの下処理を済ました状態から三枚おろしにする手順はこちら👇
- 背骨にそって切りこみを入れる
- 切り込みから包丁を中骨まで入れる
- お腹側から中骨まで包丁を入れて身を切り離す
- 反対側の身も同様に切り離す
まず魚を刺身におろすときに注意しておいてほしいのは、魚に余分な水分がついていると臭みが出やすくなり、旨味が半減していまいます。
ですから、魚の切り身やまな板、包丁についた水分が付いている場合は、キッチンペーパーでしっかり拭き取っておいてくださいね!
それではさっそくタチウオを三枚におろしていきましょう!
①背骨にそって切り込みを入れる
背骨から数ミリのところに包丁を当てスーッと切り込みを入れます。
このとき、包丁を入れるのは数ミリ程度でOK。
上の写真のように縦に筋を入れた状態にします🙆
こうすることで包丁が入りやすくなり、切り口がキレイにさばくことができますよ!
逆にここで一気に身を切り離そうとすると、皮がよれたりして身が汚くなりやすいです。
②切り込みから包丁を中骨まで入れる
さきほど筋のように入れた切り込みから中骨まで包丁の先を差し込み、徐々に包丁を下にずらしていきます。
このとき包丁はギザギザ動かさず、骨に押し付けながらスーーッと下におろしていく感じです。
③お腹側から中骨まで包丁を入れて身を切り離す
切り身の向きを変え、今度はお腹側から同じようにスーッと切り込みを入れます。
そして切り込みから中骨まで包丁を入れ、中骨にあてながら徐々に包丁を尻尾の方へずらしていきます。
最後に、切り離せていない部分に包丁を入れ、中骨から完全に身を切り離せば片面は完了です!
④反対側の身も同様に切り離す
反対側の切り身も③の工程と同様に切り離したらタチウオの三枚おろし完了です!
少々骨に身が残ってますが、切れ味の悪い100均の包丁にしては頑張った方じゃないでしょうか?笑
次はおろしたタチウオを刺身にしていきましょう!
タチウオの刺身の作り方
タチウオの刺身にする手順は以下のとおりです。
- おろした切り身の腹骨をそぐ
- 皮に細かく切り込みを入れる
- 身をそぎ切りにする
タチウオは、皮と身の間に旨味がぎゅっとつまっているので皮つきのまま刺身にします!
皮をはぐ必要がないので他の魚よりはおろすのがラクですよ♪
ただ、タチウオを刺身としておろす際、まれにアニキサスがいる場合があるそうなので注意してください⚠️
アニキサスについては、厚生労働省のホームページ内で見た目の写真や予防方法など詳しく記載されているので、一度確認しておくことをおすすめします。
アニキサスがついてるかもしれないと聞いて少し不安に思われたかもしれませんが、わたしは今のところ出くわしたことはありません!(アニキサスは目視でも確認できます)
しっかり保冷した状態で持ち帰ったタチウオなら、そこまで心配はする必要はないと思います。
ただ、身を確認してみないといないかどうかはわからないので、タチウオの刺身を食べて何かあっても自己責任ということだけご理解お願いします。
①おろした切り身の腹骨をそぐ
さきほどおろした身の腹側の部分を触ると、細かい腹骨があることを確認できると思います。
その部分の少し上から斜めに包丁を入れ、腹骨を削ぎ落とします。
②皮に細かく切り込みを入れる
タチウオの皮目に包丁の先で細かく切り込みを入れます。
切り込みは皮だけ切るくらいの浅さで大丈夫です🙆
この切り込みを入れることで、皮の口に残る感じが軽減されて口当たりがよくなりますよ✨
③身をそぎ切りにする
あとは身を厚めにそぎ切りします。
皮側から切ると身が崩れずにキレイな断面図の刺身になりますよ!
あとは切り身をお皿に盛り付けて、タチウオの刺身の完成〜⭐️
お好みでレモンや大葉をそえると、よりおいしそうに見えるのでおすすめです✨
ただ、わたしの盛り付けの雑さとセンスのなさだけは、大葉&レモンを使っても隠しきることはできませんでした。笑
ほんと、キレイに盛り付けれるセンスが欲しいww
まとめ:釣ったばかりの新鮮なタチウオを刺身にして美味しく食べよう
釣ったばかりの新鮮なタチウオを刺身にできるのは、釣り人ならではの究極な贅沢だと思いませんか?
ほどよい歯ごたえと、臭みのない淡白な味わいがほんとに絶品ですよ!
あなたも釣ってきたタチウオをぜひ一度刺身にして食べてみてくださいね✨
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