夏から秋にかけて堤防からでも釣れる旬のタチウオ。
なかでもタチウオの塩焼きは、しっとりした身がほろほろっと口の中でほどけて絶品ですよね✨
白ごはんに合うので、釣りから帰ったときの晩御飯のおかずにぴったり!
タチウオはウロコがない魚なので、下処理もとっても簡単ですよ♪
今回は、そんなタチウオの塩焼きを作り方を下処理から写真付きでご紹介します😊
タチウオの塩焼きを作るときに用意するもの
今回わたしが紹介するタチウオの塩焼きの作り方はグリルを使った調理方法です。
ご自宅にグリルがない場合や、グリルを汚したくない方はフライパン用ホイルを使ってフライパンでも調理できますのでぜひ参考にしてみてください😊
タチウオの塩焼きに用意する材料や道具はこちら👇
〜具材・調味料〜
- タチウオ お好きな分だけ
- 塩 適量
- 酒 適量
〜道具〜
- まな板
- 包丁
- キッチンペーパー
タチウオの塩焼きは、塩とタチウオさえあれば作れます。
ですが、隠し味に料理酒を使うことで魚臭さを消し、より身をふっくら焼き上げることができます🙆
道具に関してはさばくのに必要な包丁とまな板の他にキッチンペーパーを用意してください。
キッチンペーパーを使うのは、臭みの元となる魚についた余分な水分を拭き取るためです。
この一手間でタチウオの塩焼きがおいしくなりますよ👍
タチウオの下処理の仕方
それではタチウオの下処理をさっそく始めましょう!
タチウオの塩焼きの下処理の手順はこちら👇
- タチウオの頭を落とす
- お腹から内臓を取り出す
- 流水でお腹の中をキレイにする
- 食べやすいサイズに切り分ける
- 背びれの骨を取る
冒頭でも書きましたが、タチウオはウロコがないので下処理がとってもラクです。
この手順のなかで、少し難しいのは「⑤背びれの骨を取る」くらいですかね。
慣れるまでは骨がほとんど残ってしまった…なんてこともよくあります。
実はこの⑤の工程は省いても全く問題ありません!
ただ、この工程を済ましておくと背中側の細かい骨がなくなるのでとっても食べやすくなります👌
細かい骨をよけて食べることがさほど気にならない方は、この工程を飛ばしていただいて大丈夫です。
①タチウオの頭をおとす
タチウオの胸ヒレの後ろからまっすぐ包丁をおろし、頭を落とします。
落とした頭は塩焼きでは使わないので捨ててもらって大丈夫です。
②お腹から内臓を取り出す
タチウオの頭を落としたら、次はお腹から内臓を取り出します。
タチウオの頭からお腹をたどっていくと、お尻の穴がポツッとあるのでそこに包丁の先を差し込みます。
その穴から頭に向かってスーーッとお腹を切り開きます。
※次の写真は内臓が写るのでグロ注意※
開いたらお腹から内臓を、手もしくは包丁の先で取り出します。
内臓はいらないので捨ててくださいね。
時期によって上の写真のようにタチウオの卵が入ってることも✨
卵は塩水に数分つけて臭みを取ってから、火で炙ったり甘辛く炊いたりして食べると美味ですよ🙆
③流水でお腹の中をキレイにする
内臓を取り出したタチウオは、流水にさらしお腹の中をキレイに洗い流します。
このとき、中骨のに当たるようぐっと親指の爪先を差し込みます。
すると、背骨の上にあった薄い膜がやぶけて中から血合いが出てくるので、しっかりこすりながら血合いを落とします。
血合いは黒赤い血みたいなものなので、洗っていればしっかりとれてるかどうかわかると思います💡
上の写真のように背骨の間がきれいになったらOKです!
洗い終わったら、キッチンペーパーでしっかり抑えて水分をとります。
まな板や包丁が濡れているのであれば、キッチンペーバーで拭き取って水がつかない状態にしておいてくださいね。
④食べやすいサイズに切り分ける
タチウオを食べやすいサイズ感に切り分けます。
細い尻尾の部分は身がないので捨ててもらってOK。
また、お腹のピラピラした身の部分もわたしは切り取って捨ててます。(身の下に写っているのが切り取った部分)
食べれるみたいですが、そこまで身がないので人によるみたいですね。
残さず食べたい方はそのままにしてもらったらいいと思います😊
⑤背びれ骨を取る
食べやすいように背ビレの骨も取ります。
タチウオの切り身を縦にし、背ビレの際からお腹側に向かって包丁を斜めに入れます。
そして骨に当てながらスーッと切り込みを入れます。
さらに身を裏返し、反対の背ビレ側も同様に切り込みを入れてください。
あまり切り込みが浅いと失敗するので、わたしの場合中骨手前くらいまで深めに包丁を入れると成功しやすかったです✨
上の写真のように切り込みを入れたら、包丁の先で背骨を抑えながら、身からべりべりべり〜っと骨を剥がします。
このとき左手で身を上に引っ張りながら骨から身を離すのがポイント。
一気に引き剥がすと骨がところどころ残って失敗するので、徐々に包丁で抑える部分をずらしながら骨を離していくと、写真のようにキレイにはずれますよ〜🙆
失敗しても骨が残って少し食べにくいだけで問題ないので安心してくださいね!
この工程がうまくいくようになるとめちゃくちゃ気持ちいいんで、ぜひ挑戦してみてください✨笑
タチウオの塩焼きに必要な下処理は以上になります!
それではタチウオの塩焼きを作っていきましょう!
タチウオの塩焼きのつくり方
タチウオの塩焼きの手順は超簡単!
- 飾り切りをいれる
- 塩・酒を降りかける
- グリルで焼く
以上!
説明も不要!?って感じですが、一応写真付きで解説していきますね。笑
「③グリルで焼く」の工程は、グリルがない場合もしくはグリルを使わない場合、フライパン用ホイルをひいたフライパンで同様の火加減で調理していただくと大丈夫です☺️
①飾り切りをいれる
タチウオの皮にバッテンの切り込みを入れます。
こうすることで焼いたときに身がはじけて見た目が汚くなることを防げますよ♪
②塩・酒を振りかける
切り込みが終わったら両面に塩をたっぷり振りかけ、さらに酒も両面振りかけます。
酒は少量でOK🙆
わたしの場合、4切れに小さじ2杯分振りかけてます!
(4切れの片面に小さじ1ずつ)
どの魚を焼くときも酒を振りかけるだけで、臭みを感じにくくなっておいしくなるのでお試しあれ✨
③グリルで焼く
タチウオを焼く前に、グリルを中火で1分ほど温めておきます。
グリルの中が温まったら、タチウオを網の上に並べ中火よりやや強い火で一気に焼きます。
強い火で焼くことによって、一気に表面を焼き固めうまみや水分が逃げにくくなりますよ🙆
いい感じに焦げ目がついてきたらひっくり返し、裏面を焼いていきます。
タチウオの身が厚い場合は中まで火が通りにくいので、焦げ目がついてから中火〜弱火にして、中までしっかり火を通してくださいね💡
ひっくり返したときに網に皮が張り付いてぼろぼろに。。。笑
この場合、薄〜く網の上に油を引いてから焼くともう少し状態よく焼けますよ!
裏面もいい感じに焦げ目がついたら、タチウオの塩焼きの完成〜☆
あとはお皿に盛り付けて、お好みで大根おろしやすだちを添えて食べてね!
まとめ:タチウオの塩焼きは簡単に作れておいしいよ
タチウオの塩焼きは、簡単かつ美味しい釣果料理です!
ウロコがないことや、3枚におろさなくても調理できるので、魚の調理に慣れてない方でも挑戦しやすいと思います♪
ぜひタチウオが釣れたときは、晩御飯に白ごはんと一緒にタチウオの塩焼きを堪能してくださいね😊
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