初めての管理釣り場でも、ある程度基本的なルールやマナーを知っていることでとても安心して釣りを楽しむことができます。
そこで、今回はどこの管理釣り場でも共通する基本的なルールやマナーについて簡単にまとめてみました!
「初めての管理釣り場に行くから不安。。」という初心者さんはぜひ参考にしてみてください😊
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管理釣り場のルールを事前に確認しておくことが1番大事
管理釣り場には来場客が安全に気持ちよく釣りが楽しめるように決められたルールがあるので、そのルールを守って釣りを楽しむことが大前提!
そのためには個々の管理釣り場で決められた規則を事前にチェックしておくことが必要です。
基本どこの管理釣り場もルールはほとんど同じで大きな違いはありませんが、
- 使用できないルアーの種類
- 持ち帰れる魚の数
上記の2つは釣り場によって違うことが多いので、特に注意して確認しておきましょう🙆
以上のことを踏まえて、管理釣り場で共通する基本的なルールやマナーご紹介していきますね!
管理釣り場での基本ルールやマナー
必ず入場券を購入しよう
当たり前のことですが、必ず入場券(遊魚券)を購入して釣りを楽しみましょう。
管理釣り場は釣り人が楽しめるように養殖した魚の放流など、人が管理する釣り場なので料金が発生します。
1日券や半日券など利用したい時間で料金も変わってくるので、自分が楽しみたい時間分の入場券を購入してくださいね。
使用を禁止されているルアーを使ってはダメ
ワームやフェザージグといったルアーは基本的に使用を禁止されています。
特にワームは飲み込んでしまうことによって魚が消化不良を起こして死んでしまったり、水質を汚してしまうということが原因で使ってはダメなようです。
また、ルアーの大きさや重さ、針の数まで指定されている管理釣り場もあるので個々で確認しておきましょう!
ルアーの針はシングルフックが基本
ルアーには針先が三本のトリプルフックが付いていることもありますが、管理釣り場では基本的にトリプルフックは使用禁止です。
なぜなら、魚の体を無駄に傷つけてしまうから😢
トリプルフックの付いたルアーを使いたい場合は、シングルフックに交換しておきましょう。
ルアーの針は“かえし”のないバーブレスフックに付け替えよう
ルアーの針は刺さったときに簡単に抜けないよう基本的に“かえし”がついています。
でも管理釣り場ではそのかえしの付いた針を使ったルアーは禁止です。
また、万が一人に刺さってしまったときにかえしがついていると簡単には抜けません。
そういった怪我の防止という点でもかえしの付いていないバーブレスフックを使うことが基本です。
バーブレスフックは釣具屋さんで売っていますが、ペンチでかえし部分を潰すこともできますよ🙆
隣の人と適度な距離を取ろう
混雑時はどうしても隣の人と近くになってしまうのは仕方ないかもしれませんが、釣り場が空いているのであれば隣の人と極力スペースを空けて釣りをしましょう。
適度な距離を取って釣りをしないと、隣の人とラインが絡まってしまったり、最悪怪我をさせてしまったりとトラブルにつながりやすいからです。
特にキャスティングに慣れてない初心者の方は、周りの人と距離を多めに取った方がトラブルになりにくく安心です。
また元々そこで釣りをしてる人にとっては、後から入ってきて近くで釣りをされることはとてもストレスにつながります。
どうしても釣る場所がないのなら、近くの人に「ここに入っても大丈夫ですか?」など一声かけるなどして入れてもらうといいでしょう。
ただし断られることもありますので、そのときは他の人(場所)を探してくださいね。
ルアーを投げるときの後方確認は必須!
どんな場所でも後方を確認してから投げるのが基本ですが、とくに人通りの多い管理釣り場では注意が必要です。
必ずルアーを投げる時は近くに人がいないかや後方を確認してから投げるようにしましょう。
管理釣り場は人が集まって釣りをするところなので、釣れる場所を探して移動される方の行き来も多いです。
後方を確認せずに投げてしまうと、たまたま後ろを通っていた人に針が刺さってケガしてしまいます💦
釣り針は刺さりどころが悪ければ重症もの!
また、釣りをしている人の後ろを通る時は無言で通るのではなく、自分をケガから守るためにも「後ろ通ります」など一声掛けることも大切です。
釣った魚は素手で極力触らないようにしよう
ニジマスやブラウントラウトといった魚はウロコがとてもデリケート。
乾いた手でニジマスを触ってしまうと、魚の表面を保護しているヌメリが取れて、そこから細菌が入ってしまい病気になってしまいます。
ですからニジマスが釣れたときは極力手を使わずにラバーネットに入れるなどして、魚体を痛めないようにしましょう。
(ラバーネット:網の部分がラバー素材になっているランディングネットのこと)
ちなみに管理釣り場によってはラバーネットの使用が義務付けられているところもあります。
トラウト用のラバーネットなら比較的手頃な値段で販売されていますし、針がネット部分ににささっても簡単に外せれるので一つ持っていると何かと便利ですよ🙆
とはいっても、初心者は針がなかなか外せないなど手をどうしても使わなきゃいけない場面も出てくると思います。
そんなときは水で手を濡らして魚体を触るようにすると、魚へのダメージを軽減することができます。
魚体を傷つけやすいフィッシュグリップや、ヌメリを吸い取ってしまいやすいタオル・軍手の使用は絶対ダメ!
魚を弱らせずに素早くリリースするなら“リリーサー”という道具を使うといいですよ!
水中から極力魚を出さずに針を外せて魚にも優しく、手早く釣りを再開できるのでおすすめです。
魚から針を外すときは水上で
釣った魚から針を外す際、魚はかなり暴れるのでランディングネットから飛び出すこともしょっちゅう💦
そのとき乾いた土やコンクリートの地面に落ちてしまうと、表面のヌメリが取れやすく魚は大ダメージを受けてしまいます。
ですから、魚が暴れて落ちたときにダメージが軽減できるように水の上で外すようにしましょう。
魚は決まった数もしくは持ち帰る分だけキープしよう
管理釣り場の魚は、釣ったらその場で逃がしてあげるキャッチ&リリースが基本です。
持ち帰れる数に達した場合や、自分が持って帰ろうと思った数がキープできたら、その後釣れる魚は水中からなるべく出さず素早くリリースしてあげてくださいね!
荷物を置いた場所取りは厳禁!釣りをしないときは場所を譲ろう
休憩などで荷物を置いて釣り場を離れるのはマナー違反!
自分が釣りをしたい場所に物だけ置いて場所をとられてあったら「今釣りをしてる人いないのに」ってとても気分が悪いですよね。
『人にやられて嫌なことは相手にもしない』この精神は釣りでも大事です。
まとめ:管理釣り場のルールをしっかり守って気持ちよく釣りを楽しもう
たくさん管理釣り場のルールやマナーをご紹介しましたが、要点をざっくり言えば
- 魚を弱らせるようなことをしない
- 人に迷惑をかけない
この2点に関することしかありません。
「ルールを全部覚える!」ってなると大変ですが、魚や周りの人に対して思いやりを持った行動を意識さえすれば自然とトラブルなく釣りができると思います。
あとは個々の管理釣り場のルールに従って、使っていい道具・使ってはダメな道具を確認すればバッチリです。
基本ルールに目を通したあなたならきっと大丈夫!
初めての管理釣り場でニジマス釣りを気持ちよく楽しんできてくださいね😊
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