先日、今まさにハイシーズンを迎えているテナガエビ釣りに初挑戦してきました😆
テナガエビは見た目はザリガニみたいなんですが、から揚げてにして食べると超絶品のターゲット✨
汽水域の河川の浅瀬で楽しめる釣りなので、夏休みのお子さんと遊ぶのにもおすすめです!
この記事では、テナガエビ釣りのやり方や実際やってみた感じはどうだったのかをご紹介したいと思います。
テナガエビ釣りに挑戦してみたいものの、
- 仕掛けは何が必要なの?
- どういった場所を狙えばいいの?
- どんな風に釣ればいいの?
- 釣り方のコツは?
▼今回の手長エビ釣りの様子を動画でもアップしました!
場所⭐️京都 宇治川
天気⭐️くもり
気温⭐️28度
時間⭐️14時〜17時
テナガエビ釣りに用意した仕掛け
今回のテナガエビ釣りで使用したタックルはこちら👇
- ロッド:ソルティースタイル カラーズ STCS-554LS-AYアクティブイエロー
- リール:シマノ ストラディックCI4+ C2000S
- ライン:サンライン ナイロンライン クインスター 600m 0.8号 クリアー
- 仕掛け:ささめ針 手長エビ4連しもり 1.2m
- エサ:紅サシ・カニカマ
テナガエビ釣りには延べ竿がよく使われますが、長さ1m〜2m前後のリール竿でも可能です。
今回の釣り場はテナガエビが岸際近くにいるようなポイントだったので、私は持ってるなかで一番短くて軽いロッド(全長165cm)を使いました!
主にアジングで使用しているものですが、バスロッドやトラウトロッドなどでもテナガエビ釣りは楽しめるかと思います。
岸際から離れたテトラなどを狙うような場所では3メートルほどの竿を使用するといいでしょう。
仕掛けは、テナガエビ釣り用で市販されているセッティングが簡単なのものを使用。

ボトムを狙うテナガエビ釣りは根掛かり必須。
私が使用したささめ針 手長エビ4連しもり 1.2mはスペアの針が2本入っていて、ラインが切れても付け替えれて安心です。
ただし、“しもり浮き”がなくなってしまうと釣りがしにくくなるので、仕掛けのスペアは2セットは用意した方がいいでしょう。
そして、この仕掛けを選ぶときに注意してもらいたいのが仕掛けの長さです。
延べ竿の場合、竿の長さと仕掛けの長さが同じものを選びましょう。
リール竿の場合は、竿より短い長さの仕掛けでも糸が出せるので調節ができます。
ただ、竿より長い仕掛けの場合は自身でラインを切るなど長さを調整する必要が出てくるので、選ぶときに気をつけましょう。
針のサイズは、テナガエビのサイズで使い分けるのが理想ですが、どのサイズの針を購入すればいいのかわからないときは一番小さなもの選んでおけば最低限楽しめます。
テナガエビ釣りのエサは赤虫を使うのが一般的です。
ただ、今回手に入らなかったので紅サシとカニカマを使用しました!



ただ、カニカマの方はもろくて外れやすいので、紅サシの方が付け替えを気にせず長く楽しめると思います。
さらにタックル以外で用意しておきたい道具は以下の3つ。
- ラウンドノーズペンチ(丸ペンチ)
- エアポンプ付きバケツ
- ピンセット
テナガエビを美味しく食べるには、臭みの元となる泥を吐き出せるよう生きたまま持って帰るのが好ましいです。
そのため釣ったテナガエビは極力ダメージが少ないよう針の返しをペンチでつぶしバーブレスにしておく必要があります。



その際に、普通のプライヤーだと針先がつぶしにくいので、先が棒状になったラウンドノーズペンチが使いやすくておすすめです。
また、釣ったテナガエビを入れるのにエアポンプ付きのバケツを用意しておきましょう。
わたしはFINEJAPAN 活きエサクーラーにハピソン 乾電池式エアーポンプをセットしたものを使っています。
クーラー内にはエビがしがみつけるカゴ網がセットになっていて揺れによるダメージを軽減。
カゴは取り出せるので、水を変えるのもエビを取り出すのも、使い終わったあとの処理も楽チンで言うことなし!
上蓋もしっかり閉まるのでエビが飛び出す心配もありません。
サイズは小さいですがテナガエビなら数十匹入りますし、水を入れても軽くて持ち運びしやすいですよ😊
テナガエビの小さい口から針を外すときにピンセットがあれば、魚体に傷つけることなくパッと取り外せてとっても簡単!
ちいさな虫エサも掴みやすい長めのピンセットが扱いやすくおすすめです。
100円均一で手に入るので、ぜひとも用意しておきましょう。
テナガエビのいる場所の探し方
テナガエビは夜行性なので、日中はテトラや岩などの障害物の隙間や影になるところに隠れています。
釣り場についたら、まずそういった障害物まわりの近くにテナガエビの姿が見えないか探してみましょう。
また、見えないテナガエビの探し方もいたって簡単。
岩場やテトラの影になっているところの隙間に仕掛けをポトンと落とし、数秒ほど待つだけ!
テナガエビがいる場所であれば、割とすぐにエサを持ち運び出すなどなにかしら反応が出ます。
1分ほど待って反応がない場合はその場所にいない可能性が高いので、別の隙間に次々と仕掛けを落として探すと効率がいいですよ🙆
他に意識した方がいいのは、水かさや流れです。
満潮などの水かさが多いときや流れが早い場所では釣れにくいので、流れのほぼない浅場を狙いましょう。
私が釣りしたポイントでは水深30cmくらいのところが反応よかったです💡
テナガエビの釣り方。コツは“焦らずじっくり待つ”こと
テナガエビはエサを捕まえてもその場で食べず、身を隠せる安全な場所までエサを運んで食べる習性があります。
そのため、テナガエビの口に針をしっかり掛けるのには、エサを食べる時間をじっくり与えることが必要です。



竿先にビンビンと感じても即アワセせず、ゆ〜っくり浮きが別の場所へ動いていくのを確認してから、竿をゆっくり上に動かしてみます。
そこでギュンギュンとした引きを感じたら、テナガエビがついている可能性大✨
(たまに魚が掛かることもある。笑)
ただし、このタイミングで水中から引き出そうとすると針に乗らないこと多いので、さらに数秒待ってから引き上げるとフッキング率もアップ!
勢いよく引っ張り出すと針が抜けやすいので、ゆっくり引き上げるといいですよ🙆
それでもなかなか掛からないときは、エサのサイズが大きすぎて食べにくい可能性があります。
そんなときはハサミでエサのサイズを小さくすると反応がよくなることがあるので、一度ためしてみてください😊
面白いくらい反応あり!テナガエビ釣りに初挑戦
初めてのテナガエビ釣りにやってきたのは京都の宇治川。
この日は前日の雨による増水により川の流れが早く、テナガエビを釣るには少し悪そうな雰囲気💦
そんななか、かろうじて岸際の深さがあまりない岩場を発見したので、その場所から釣りを開始しました!
まずはカニカマをつけて仕掛けを落とすと、すぐにテナガエビの反応あり✨
水が澄んでるから、小さなテナガエビがひょこひょこっとエサをかかえて泳いでいく様子が見えて面白〜い!
少し待つと口に入れてる様子が見えたので、合わせを入れてみるもエサが口から抜けて失敗。
(合わせ:魚に針をしっかり掛けるために竿をクイっと上げる動作のこと)
それからもテナガエビの反応はよくあるものの、個体のサイズが小さいのかなかなか針掛かりせず大苦戦💦
しばらくしてカニカマが針からすぐに外れてやりにくい〜ってことで、紅サシにエサを変更してみるも状況は変わらずでなかなか釣れず。。。



テナガエビ釣りって簡単に釣れるイメージがあったけど、結構難しい。。。
「場所が悪いのかな?」と今度はもう少し深場の岩場を狙いに移動。
目視ではテナガエビの様子が見えにくいけれど、1番下のしもりウキをじっくり見ているとす〜っと動き出した✨
でも、これまたなかなか針掛かりせずバラしの連続💦
(バラす:一度針にかけた魚を陸に上げる前に逃がしてしまうこと)
どうやらエサを食べるのに時間がかかるのか、まだ口に入りきってない状態で竿を動かしてしまっているようだ。。。
そこで、待つ時間をいろいろ試してみたところ、エサを持って行ってから1分ほど待ったタイミングのときにテナガエビが掛かった〜!
ほどよくラインにテンションをかけながら、ゆっくりゆっくり水面から引き出してみると…、
ようやくテナガエビをゲット〜!
ビクンビクンと後ろに水を蹴るような独特の引きが楽し〜い✨✨✨
やっと釣れてみて、思ってる以上に反応が出てから待たないと釣れない釣りなんだなと実感。
それからは「反応が出てから60秒以上は待つ」を実践することで、サイズは小さいものの順調にテナガエビがゲットできるように✨
私が釣れだしたのをかわきりに、相方もようやくテナガエビをゲット✨
やはり、エサを持って行ってから竿上げるまでかなり待ち時間を入れたとのこと。
たま〜に魚も掛かってたんですが、この日1番びっくりしたのは体長わずか5cmのベビバスちゃんが釣れたこと。笑
極小でめちゃかわいい❤️
この日1番の大きいサイズ〜!
それでも10センチないくらいで、残念ながらテナガエビの大物には出会うことはできず。
それでも終始、エサに飛びつくテナガエビちゃんに癒されっぱなしの1日になりました😊
釣果とまとめ
今回のテナガエビ釣りは3時間ほどで、相方と二人で9匹ゲットすることができました〜!
テナガエビの反応事態は悪くなかったんですが、水かさが増えたことによるポイントの減少によって少し厳しい釣果に💦
それでも、エサを落とすと何かしらすぐに反応があったので、終始飽きずに楽しかったです♪
テナガエビ釣りを今回初めてやってみて、反応があるのに針にはなかなか乗らない、その駆け引きがめちゃくちゃおもしろい釣りだな〜と思いました😊



すぐに反応があるのに簡単に釣れないからめちゃくちゃ燃える🔥笑
一筋縄では釣れないこの焦らし感、ほんと夢中になりました。笑
テナガエビは大きいものだと20cmくらいになると言われているので、次に挑戦するときはそんな大物をたくさんゲットしたいな〜✨
この夏ぜひあなたも、独特な駆け引きがくせになる面白さのテナガエビ釣りに挑戦してみてはいかがですか?
そして、釣ったテナガエビのから揚げの美味しさをぜひとも味わってみてくださいね😊
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